10月 14

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
<伊坂幸太郎ブームは彼らが作った――史上最強の天才強盗 あの4人組が帰って来た! 4つの奇妙な事件と銀行襲撃の裏に…… 文庫化記念ボーナス短編付き!>
嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、正確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリは殴打される中年男に遭遇――天才強盗四人組が巻き込まれた四つの奇妙な事件。しかも、華麗な銀行襲撃の裏に「社長令嬢誘拐」がなぜか連鎖する。知的で小粋で贅沢な軽快サスペンス! 文庫化記念ボーナス短編付き!

恥ずかしながら伊坂幸太郎の本はこれが最初です。
ウチの奥さんが読んでいたので、ゴールデンスランバーを買い置きしていたりしたのですが、いつのまにか嫁の友人に貸し出されていたりして読めずじまいでした。
映画版「陽気なギャングが地球を回す」(大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、 佐藤浩市)がおもしろかったので、本屋で偶然にその続編の文庫本が積まれているのを発見し購入しました。
一作目を映画で見ているので、読んでいて頭の中のビジュアルや登場人物は映画版のままになってしまうのが2作目から小説を読んでしまった(邪道!)弊害といえば弊害ですが、大大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、 佐藤浩市のイメージが登場人物にぴったりで読んでいてストレスはありませんでした。
「あとがき」を読むまでわからなかったのですが、第一章は短編×4だったんですね。それで納得。でもそれを上手いこと最後関連させていたとは、巧いですね。
でも「幻の女」が最後に登場するかと思っていたのにちょっとそれが残念。

「陽気なギャングが地球を回す」「ゴールデンスランバー」も戻ってきたら読んでみたいと思います。

written by incho \\ tags: , , , ,


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