
今回はワシントンDCが舞台。
始まり方は「ダビンチ・コード」に似ているでしょうか?
ワシントンDCはいったことがないし、なじみがないのですが、地図が裏表紙にあるのが助かりました。
ダン・ブラウンの本は謎解きをしながら読むので、ページを行きつ戻りつしながらという読み方になります。
ですので、映画にすると魅力が半減するな〜という印象です。
「ダビンチ・コード」が予想外におもしろかったので、「天使と悪魔」も読みました。
さて「ロストシンボル」はというと、過程はおもしろかったです。夜中3時までかけて一気に読みましたし。
でも結末は「???。で、謎解きは?」って感じでしょうか?さんざん今まで「天使と悪魔」などでけなしていた聖書に「秘密がある!」っていうのも何だかな〜
ワシントンDCの話だけにアメリカ人ならまた感じ方が変わるのかも。
「ダビンチ・コード」は最後の最後の謎解きまで、楽しませてくれたのですが。。。
written by incho
\\ tags: ダンブラウン, ロストシンボル

話題作ということで「チーム・バチスタの栄光」を以前に読んで、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の速水晃一が映画では堺正人が演じたと言うことで2冊目として読んで、これが3冊目。そのなかではこれが一番おもしろい
小説なので誇張表現が少々あるけど、そこはある程度そこは目をつむらないとだめかな。
案内役の世良君の考え方が、学生〜研修医の微妙なところで共感出来ることがあって「わかるな〜」って感じで共感出来ました。
いわゆる「桜宮サーガ」のエピソード・0に位置するのでしょうか?
著者の作品を何冊か読んでから読んだ方が、裏ネタ的に楽しめます。
個人的には、世良君がまたどこかで成長して登場してくれることを願います。
written by incho
\\ tags: ブラックペアン, 海堂尊

世界最先端の施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に届いた複数の脅迫状。そしてある日、ROMESの警報装置が作動した!だがROMESの全貌を知るのは、西空警備チームでも最高運用責任者の成嶋優弥ただひとり。愛犬ハルとシステムしか信じない若き天才・成嶋と、テロリストたちの知と情を賭けた攻防の行方は…?大藪賞作家が描く大型サスペンス。
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おもしろかった。
「不毛地帯」を読みながらなので、意外と完読するのに時間がかかってしまいました。
NHKドラマの原作ですが、ドラマをちらっと見て&本屋で最初だけ立ち読みしたら良さそうな雰囲気がしたので読んでみました。
明らかに関西国際空港が舞台なのでイメージが湧きやすいです。でもいかんせん関空の利用率の低下が喧伝されているいま現在では、やや気分が削がれるところはあります。
途中から”チーム”は病院の患者さん関係だな〜、とわかってくるのですが成嶋の考え方が非常に医者っぽいのが気にかかります。「自分の仕事は空港を守るだけ」と割り切るところに何となく同じニオイを感じます。もしかして作者は医療関係者か?
続編も出ていますが、先に「不毛地帯」を片付けないと・・・
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written by incho

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嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、正確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリは殴打される中年男に遭遇――天才強盗四人組が巻き込まれた四つの奇妙な事件。しかも、華麗な銀行襲撃の裏に「社長令嬢誘拐」がなぜか連鎖する。知的で小粋で贅沢な軽快サスペンス! 文庫化記念ボーナス短編付き!
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恥ずかしながら伊坂幸太郎の本はこれが最初です。
ウチの奥さんが読んでいたので、ゴールデンスランバーを買い置きしていたりしたのですが、いつのまにか嫁の友人に貸し出されていたりして読めずじまいでした。
映画版「陽気なギャングが地球を回す」(大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、 佐藤浩市)がおもしろかったので、本屋で偶然にその続編の文庫本が積まれているのを発見し購入しました。
一作目を映画で見ているので、読んでいて頭の中のビジュアルや登場人物は映画版のままになってしまうのが2作目から小説を読んでしまった(邪道!)弊害といえば弊害ですが、大大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、 佐藤浩市のイメージが登場人物にぴったりで読んでいてストレスはありませんでした。
「あとがき」を読むまでわからなかったのですが、第一章は短編×4だったんですね。それで納得。でもそれを上手いこと最後関連させていたとは、巧いですね。
でも「幻の女」が最後に登場するかと思っていたのにちょっとそれが残念。
「陽気なギャングが地球を回す」「ゴールデンスランバー」も戻ってきたら読んでみたいと思います。
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written by incho
\\ tags: 伊坂幸太郎, 佐藤浩市, 大沢たかお, 松田翔太, 鈴木京香
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