11月 13

ROMES06 (徳間文庫)
世界最先端の施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に届いた複数の脅迫状。そしてある日、ROMESの警報装置が作動した!だがROMESの全貌を知るのは、西空警備チームでも最高運用責任者の成嶋優弥ただひとり。愛犬ハルとシステムしか信じない若き天才・成嶋と、テロリストたちの知と情を賭けた攻防の行方は…?大藪賞作家が描く大型サスペンス。

おもしろかった。
「不毛地帯」を読みながらなので、意外と完読するのに時間がかかってしまいました。
NHKドラマの原作ですが、ドラマをちらっと見て&本屋で最初だけ立ち読みしたら良さそうな雰囲気がしたので読んでみました。
明らかに関西国際空港が舞台なのでイメージが湧きやすいです。でもいかんせん関空の利用率の低下が喧伝されているいま現在では、やや気分が削がれるところはあります。
途中から”チーム”は病院の患者さん関係だな〜、とわかってくるのですが成嶋の考え方が非常に医者っぽいのが気にかかります。「自分の仕事は空港を守るだけ」と割り切るところに何となく同じニオイを感じます。もしかして作者は医療関係者か?
続編も出ていますが、先に「不毛地帯」を片付けないと・・・

written by incho


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