10月 07

とりあえず公開されている情報だけまとめて書きます。
当診療所では、かかりつけの患者さんで希望者があれば接種することとします。

(接種対象者)
◆優先接種対象者:当初予定より低年齢層が拡大
・ インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員含む)
・ 妊婦、基礎疾患を有する者
・ 1歳から小学校3年生に相当する年齢の小児
・ 1歳未満の小児の保護者、優先接種対象者のうち、身体上の理由により予防接種が受けられない者の保護者等

◆その他の接種者
・小学校4年生から6年生、中学生、高校生に相当する年齢の者
・高齢者(65歳以上、基礎疾患を有する者を除く)
 
(接種開始時期)
ワクチン接種は10月19日の週から開始。
10月19日から医療従事者。・11月1日から妊婦と基礎疾患(最優先) ・12月から基礎疾患(その他) ・12月10日頃から幼児 ・12月下旬から小学校低学年 ・1月から1歳未満の保護者 1月初旬から小学校高学年、中高校生 となっています。

(ワクチン接種の費用)
・ 1回目:3600円、2回目2550円、合計6150円
※ただし、1回接種でも可となる可能性アリ

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10月 02

昨日、新型インフルエンザワクチンの概要が報道されました。ですが現場には詳細が下りてきていないんですよね。
10/19の週から接種できるとされる医療従事者にしても定義が曖昧ですし、接種医療機関との委託契約をしてそれを公開するだけでも大変な作業です。
本当にあと2週間でできるの??
妊婦証明であるとか、慢性疾患の患者さんにしてもその度合いをどう判断するのか問題山積。

頑張るけど、現場が大混乱していることだけでもわかっておいて欲しい。

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9月 28

インフルエンザの患者さんはぼちぼちおられます。一時期よりは減ったかな〜という印象ではあります。
でも問題はインフルエンザワクチンですね。
旧来の季節性のインフルエンザワクチンは10月から接種可能ですが、納入数が例年の実績接種数の7割程度しか入荷しないこと。
これは新型インフルエンザワクチンと製造ラインが同じなので、旧来のワクチンの製造数が圧迫されて減少しているからです。
そして新型のワクチンに関しては公式にアナウンスされている情報で確定したものは何もないこと。
優先順位は?価格は?接種回数は?民間医療機関で接種?公的機関で接種?
新型に関してはもうシーズンインしているから、正直「いまさらワクチン接種してもな〜」と個人的には思いますが、あまりに情報が遅いと患者さんを含め医療関係者も混乱します。
インフルエンザ自体、新型だろうが珍しいものではないし(鳥インフルエンザは別ですが)、正直、ネタがなくなったからといってマスコミもあまり煽らないようにしてほしいものです

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