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「官僚たちの夏」

 5日からドラマが始まると聞いて、それにあわせて読み終えました。
ちょっと風越役の佐藤浩市は格好良すぎるな〜と思いながらも、好きな俳優の堺雅人もでているし日曜日の夜の楽しみがしばらく出来ました。
でもこの本は、自分がこの年齢になっているから結構おもしろく読めたのかなぁと考えたりもします。
耐えなければならないところを耐え、譲れないところは譲らないだけではなく、上手く落としどころを見つけて百点満点ではない結果でも「可」と考えられるようになったからなのかもと。
日和ってきたと言われればその通りかもしれませんが、人間生きていく上で突っ張り通して生きておけるものでもなし、人生で取り組まなければならない案件は他にもあります。
人生は永遠ではないし、落としどころを見つけて、つぎの案件に取り組まなければなりません。
ああ、でもこんな風に考えるような年齢になったのかとちょっと感慨深い・・・

— posted by いんちょう at 04:48 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

東京島



「ちちんぷいぷい」の西君(関西ローカルだな〜)のお薦めだったので、読んでみました。以下、ネタバレになります。


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感想は「う〜ん、損した!」です。ドラム缶の謎は解けていないし、状況設定が甘々。食べられる物が豊富にあって野豚が食物連鎖の頂点ならもっと野豚がいてもいいはずだし、 ワタナベは中国語が理解できるのもご都合主義。前半の妖しい雰囲気のまま押し通すのかと思いきや、最後は妙に綺麗にまとめようとしているし、ツッコミ所満載。すぐ読めるので、時間つぶしにはいいかもしれないけど、ハードカバーで買う本ではなかったなぁ〜

桐野夏生

— posted by いんちょう at 08:37 am   commentComment [1]  pingTrackBack [0]

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